3COINSで1000円のBluetoothスピーカーが販売されていたので購入してみました。
実物はこんな感じ。
このスピーカーはBluetooth接続の他に、ステレオミニプラグやUSBケーブルによる有線接続にも対応しています。また、microSDカードによる音楽再生にまでも対応、無駄に多機能(失礼!)だったりします。
3COINS 1000円Bluetoothスピーカーのレビュー
以前にレビューしたダイソーの600円Bluetoothスピーカーの時と同じく、ASUS MeMO Pad HD7とペアリングして聴いてみたところ、Bluetooth接続時にはダイソーと同様、常時ノイズが乗ります。大きな音の曲だと気になりませんが静かな曲だとノイズが気になります。(特に室内)
ノイズは以前と全く同じものなので、どうやらこれはMeMO Pad HD7の問題っぽいです。(古い端末なので)最近のスマホであれば大丈夫かもしれません。
このノイズは自分とスピーカーとの距離を離してボリュームを上げれば多少は気にならなくなるので、ノイズが発生する場合は参考にして下さい。屋外での使用であればほとんど気にならないと思います。
接続そのものは安定していて、途中で切断されるようなことはありませんでした。
上記のような理由から大きな音の曲を聴いたレビューになりますが、音質はダイソー600円BTスピーカーよりかは良い音です。3COINSのものも低音はほとんど出ておらずモノラルですが、ダイソー300円スピーカーに近い音で人の声が聞き取りやすいです。
1000円と300円が同じ程度の音質ってどうなんだということはありますが、こちらは機能的にBluetooth接続+αなのでこれはこの価格でもアリかなと言う感じですね。デザインもなかなか良いです。
ただ音量調節がボタンの長押しなので微妙な調節がやりにくいです。微妙な調節は再生側でやった方が良いと思います。
有線接続も試してみましたが、私の耳ではBluetooth接続との違いは聞き分けられませんでした。ほぼ同じ音質です。あと当然ですが有線接続はノイズはありません。
強いてランク付けするなら、ダイソー300円スピーカー>3coins BTスピーカー>ダイソー600円BTスピーカーといったところでしょうか。
microSDカードによる音楽再生に対応
取説には「音楽が入ったTFカードを挿入して再生ボタンを押す」とだけしか書かれておらず、どの形式の音楽ファイルに対応しているのかが不明です。そこで、wav、mp3、flac、aac(m4a)形式のファイルを用意して再生させてみたところ、wav、mp3形式のみ再生可能でした。
このレベルのスピーカーでは、たとえflacのような無劣化の音源が再生できたとしても聴き分けられないと思うので、圧縮音源が再生できれば十分です。
とはいえ本体には液晶画面のようなものがなく、選曲は「前の曲」と「次の曲」の2つボタンのみの操作になるので、お世辞にも使いやすいとは言えません。
再生自体には何の問題もありませんが、この機能はオマケ程度に考えたほうが良いでしょう。