3COINS(スリーコインズ)からBluetooth5.0対応の完全ワイヤレスイヤホンが発売されました。価格は税込みで1650円、3COINSの商品としては高めの価格ですが、完全ワイヤレスイヤホンとしては格安と言えるでしょう。
早速購入してみたので、使用感、品質などをレビューします。
開封&中身チェック
外箱は画像のような感じです。色はブラック、ホワイトの2種類で、インナーイヤー型とカナル型がありました。今回はブラックのカナル型の方を購入しました。
中身はこんな感じです。充電ボックスにイヤホン本体が収納されています。付属品は充電ケーブル、説明書です。説明書には保証書が付いていました。(保証期間は3ヶ月)
スペアのイヤーピースは付属していませんでした。(本体に装着してある分のみ)
画像には映っていませんが、充電ボックスのフタの部分には保護フィルムが貼ってありました。こういう部分は地味ながら良いですね。
画像では伝わりにくいですが、充電ボックス、イヤホン本体の材質は手触りが安っぽく、ボタンを押した感触はおもちゃのような感じです。
この辺りはコストダウンの影響を受けているようです。
また、特に防水仕様との記載はないので、雨の日の使用はやめたほうが良いでしょう。
3COINS 完全ワイヤレスイヤホンのレビュー
充電ボックスから本体を取り出すと自動で電源オン、ボックスに本体をセットすると充電開始、イヤホン本体は接続が切れると3分で電源オフになります。
初回使用時、試しにボックスに本体をセットして充電してみたところ、充電ボックスの残量はランプ2個分が点灯しました。
その後10分ほどで残量がゼロになったので、初回使用時はイヤホン本体、充電ボックス両方の充電をお勧めします。
フィット感について
フィット感は私の場合はちょうど良かったのですが、スペアのイヤーピースが付いていないので合わない人は自分で用意する必要があります。
付属のイヤーピースは遮音性、防音性はそれほど高くなく、再生中も周囲の音が少し聞こえる状態です。(再生音量にもよりますが)
操作性
音量調整、曲送りはイヤホン本体のボタン操作がメインになります。装着したままのボタン操作は決して良いとは言えません。
例えば音量調整(-)はメインイヤホンを2回押す、となりますが、装着したまま2回押しはやりにくいです。曲送り(戻し)は3回押しでさらに難易度が上がります。
なので、このような操作はスマホ側(再生側)でやった方が良いです。
ちなみにメインイヤホンは説明書によると、ペアリングの度に選択されるとのことですが、私の場合は常に右側(R)がメインイヤホンになっています。
音質について
次に音質についてですが、こちらは本体の外見の安っぽさとは対照的です。
安価なイヤホンにありがちな音のこもりやシャリシャリした感じがなく、きれいな音に感じました。高音も低音も思っていた以上によく出ていて、まずまずの音質です。
室内での使用では接続は安定していてノイズもありません。
再生コーデックは説明書によるとSBCのみとのことなので、音の遅延は若干あります。動画を再生すると遅延の程度がよく分かります。
ステレオの対応確認もしてみましたが、間違いなくステレオ対応でした。
なぜこんなことを調べたのかというと、最近発売されたダイソーの500円BTイヤホンが両耳タイプにも関わらずモノラル仕様だったためです。
詳しくはこちらの記事を参照
バッテリーについて
説明書によると連続再生時間は5時間となっています。フル充電から2時間程再生させてみましたが余裕で再生できました。
その後スマホでイヤホンのバッテリー残量を確認すると半分位残っているので、説明書通り5時間は再生できそう。
私の場合は連続で5時間も使用しないのでこれでも十分です。
まとめ
3COINSの完全ワイヤレスイヤホン(カナル型)は見た目や手触りこそチープですが、音質に関してはかなり良い印象です。
もちろん有名メーカーの製品と比較すれば全然ダメかもしれませんが、1650円でこの音質であれば間違いなく「買い」だと思います。
欲しい方は早めの購入をお勧めします。