ダイソーに1000円(税込み1100円)の完全ワイヤレスイヤホンが売られていました。
3coinsではすでに1500円で同等の製品が登場していたので、ダイソー版はそれよりも500円安いということになります。
果たして音質や使用感はどうなのか?早速購入してみたのでレビューします。
パッケージと本体外観
パッケージには迫力の重低音とあり低音重視のようです。再生コーデックはSBCのみで、再生時間はイヤホン4時間プラス充電ケース6時間分と少なめ。価格を考えれば妥当なところでしょうか。
イヤホン本体、充電ケース、充電用ケーブル、説明書が入っていました。イヤホン本体、充電ケース共に大きさは3coinsのものより一回り小さいです。
ダイソー1000円完全ワイヤレスイヤホンのレビュー
まず付属のイヤーピースですが、私の耳にはサイズが合わなくてフィット感が中途半端な感じでした。先ほど大きさは3coinsのものより一回り小さいと書きましたが、イヤーピースのサイズも若干小さいようです。
その為、音質はシャリシャリした感じで低音もあまり出ていない状態でした。イヤーピースのサイズが合っていない時の典型的な現象です。
ですので私は同じくダイソーのこちらの低反発イヤーピース(標準サイズ砲弾型)に交換しました。
交換後の音質は低音が強調され、音もクリアになって、1000円のイヤホンとは思えない豹変ぶりです。特に低音に関しては強すぎるくらいの迫力で、そのせいで若干ボーカルがこもり気味ですが、この低音の前では気にならないレベルです。
音質に物足りない方は是非イヤーピースの交換をおすすめします。
とはいうもののイヤーピースを交換すると、イヤーピースが充電ケースに干渉してイヤホン本体が浮いてしまい、充電ができなくなるので注意が必要です。
イヤーピースを外せば充電できますが、充電の度に外すのはやはり面倒です。ケースがもう少し大きければと思うのですが仕方ないですね。
同じダイソーのこちらの低反発イヤーピース(小さめサイズ球体型)であれば充電可能になるので(それでも収納はギリギリ)、サイズが合うのであればこちらを使用するのもアリです。
音質は上記の標準サイズ砲弾型に比べれば低音の迫力は若干マイルドになりますが、付属のイヤーピースよりかは遥かに良い音になりました。
あともう1つ気になった点は、再生時に曲の冒頭が途切れる現象が何回か発生します。(冒頭0.5秒くらい?)
同じ曲を何回か再生→停止と繰り返しても、途切れる時と途切れない時がありました。電波の状況や製品の個体差なのかもしれません。
バッテリーに関しては、購入後一度も充電しないままトータル5時間ほど使用したところで警告音が鳴りました。(室内使用時)
パッケージによると再生時間は4時間となっているので、バッテリーはほぼパッケージの通りの性能です。
まとめ
ダイソーの完全ワイヤレスイヤホンは、同価格帯の3coinsのものより低音が強調されている印象です。
音質に関してはどちらも同じ程度に感じました。どちらの方を購入すべきか迷うところですが、低音好きな人であればダイソーの方をおすすめします。
また、人によっては付属のイヤーピースがやや小さめに感じることがあるかもしれません。その場合は音質もいまいちな感じになってしまうので、サイズの合うものに交換した方が良いでしょう。