以前、ソフトバンクから「ADSLモデムの電源アダプター交換のお願い」の封書が届いていました。
内容は「断線予防のため新しい交換用電源アダプターを発送中なので、届き次第交換してください」というものです。封書が届いてから2ヶ月ほど音沙汰がなかったのですが、先月末ついに届きました。
電源アダプター本体、古いアダプターの返送用封筒(着払い)、簡単な説明書が入っていました。
早速交換してみたところ、問題なく動作しました。
ACアダプタの断線予防の矛盾
ADSLモデムに限らず、ACアダプターは幅広い電化製品で使用されています。電化製品にとって必要不可欠なものですが、断線のトラブルは結構多いです。私もいろいろな製品で何度となく断線させてきました。
家電メーカーのサイトや取説などでは断線予防として、正しい使い方、しまい方が掲載されています。大抵その中には、「ケーブルを巻き付けてはいけない」、「根元部分に負担がかからないように」との注意書きがあります。
しかし、新品の電化製品に梱包されているACアダプターは、この2つのどちらも守られていない場合が多いです。(全てがそうだとは言えませんが)
ケーブルはクセが付くくらい強く折り曲げられて束ねられていますし、根元部分は負担がかかった状態で梱包されています。少し極端な言い方をすれば、断線の条件が揃っていると言っても過言ではありません。
今回送られてきた交換用の電源アダプターも、まさにそんな状態でした。
このような梱包になるのはスペースの問題、コストの問題とか、そもそもACアダプターは消耗品という考え方もあるので仕方ないことではあるのですが、この矛盾は何となくモヤモヤ感が残ります。
ケーブルは多少折り曲げたところですぐに断線するというわけではありませんが、ダメージは確実に受けます。ACアダプターは使用する機種によっては、再入手の難しいものもあります。できるだけ長持ちさせるためにも丁寧に扱いたいですね。(モデム用ACアダプターに限らず)特に根元部分は経験上一番断線しやすいので、負担がかからないように注意してください。