ダイソーで新モデルのBluetoothイヤホンが販売されていました。価格は旧モデルと同様税込みで550円。
新モデルは色違いで2つのタイプに分かれていて、白が「オールマイティ バランスタイプ」、黒が「迫力低音+ヴォーカル伸びやか」となっていました。
今回は黒を購入。旧モデルとの比較を中心にレビューします。
【重要】2021/04/22追記↓
外観のレビュー
旧モデルでは、両耳タイプであるにもかかわらずまさかのモノラル仕様でした。新モデルのパッケージにはハッキリとステレオの文字を確認、検証は後程。
裏面には詳細な製品仕様がありました。連続使用時間は旧モデルの倍以上の7時間、対応コーデックはSBCのみとなっています。
中身はイヤホン本体と充電ケーブル、説明書です。
旧モデルはリモコンのボタンの隙間から中の基板が見えていたのですが、新モデルでは見えなくなっていました。また充電コネクターにカバーが付いているので、ホコリ防止に関しては改善されています。ただ、やはり防水仕様ではないので雨の日の使用は避けた方が良いでしょう。
↓旧モデルのリモコン画像。ボタンの隙間から中の基板が見えていました。
実際に使用してみた感想&レビュー
真っ先にステレオかどうかのチェックをしてみましたが、間違いなくステレオ対応でした。チェック方法は過去の記事参照。
イヤホンの左右の見分け方は、付け根の部分に小さくLRの表記があります。非常に見づらいので線の長短で判断した方が良いです。線の短い方がR(右)です。
実際に使用してみた感想&レビューですが、ステレオになったことで旧モデルにあった音の違和感は解消しています。
音質は旧モデルとさほど変わらずで微妙に安っぽい感じはしますが、そこまで酷くはなく普通に聞けるレベルです。パッケージのうたい文句の1つである「ヴォーカル伸びやか」のとおりヴォーカルが際立っていて聞きやすく感じました。
一方でもう1つの特徴「迫力低音」に関してですが、こちらはいまいちな印象、低音はあまり出ていませんね。もう少し出てるかなと思ったのですが……。
ところがです。これはあくまで付属のイヤーピースでの話。ダイソーのイヤホンはイヤーピースを変えると化けるという話をSNS等で見かけたことがあるので、イヤーピースを変更してみました。もちろんイヤーピースもダイソー製(100円)です。
↑こちらの低反発イヤーピースに変更してみたところ、いい感じに低音が強調されました。
私の場合は、普通に付けると若干サイズが合っていませんでしたが、それでも十分な低音を感じられました。試しにイヤホンを手で押さえて密着させるとさらに強調されたので、イヤーピースのフィット状況次第ではかなりの低音強調も見込めそう。
とはいえ低音が強調されすぎるとヴォーカルが籠った感じに聞こえるので、強調しすぎるのも問題ですが。まあこの辺りは好みの問題ですね。
低音に物足りなさを感じたらイヤーピースの変更をおすすめします。
再生時間に関してですが、購入後一度も充電せずにトータル8時間ほど再生したところで「Battery Low」の警告が流れました。パッケージには連続使用時間が7時間と記載されているので、バッテリーは記載通りの性能です。
ただ、これは比較的電波状況が安定した室内での結果ですので、電波状況の悪い屋外であればもう少し短くなりそうです。
まとめ
新モデルのダイソー500円Bluetoothイヤホンは旧モデルから確実に進歩していると感じました。(旧モデルが酷すぎたということもありますが)
今から購入するのであれば断然新モデルのほうをおすすめします。店舗によっては旧モデルと並べて売られているので間違わないようにしてください。