懐中時計の電池交換に挑戦してみました。今回交換するのは上の写真の時計。引き出しの奥に放置してあったものです。
懐中時計の電池交換に使用したもの
交換用工具
こちらは100円ショップのダイソーで購入しました。(200円)マイナスの精密ドライバーでも代用出来そうでしたが、今回は専用の物を購入。
交換用電池
後述しますがこれは裏ブタを開けて型番を確認してから買いに行くことになると思います。こちらもダイソーで購入。(100円)
手袋(軍手でもOK)
ケガ防止のために必須です。必ず着用してから作業して下さい。
あとはピンセット、マイナスの精密ドライバーがあれば便利です。これらは家にあるものを使いました。
すべて自己責任でお願いします。あとは高級な時計では挑戦しないこと。これは交換用工具のパッケージにも書いてありますが、素人が交換するので傷がついたり壊す可能性を考えると当然ですね。高級な時計や大切な思い出のある時計の電池交換は、専門店に持ち込んだほうがいいでしょう。
以下詳しい交換手順です。
交換用工具で裏ブタを開ける
まずは工具を差し込む隙間を探します。
隙間に工具を差し込み捻ります。工具の先端は非常に鋭くほとんど刃物の状態です。ゲガには十分注意してください。手袋着用は必須です。
工具はパッケージの説明のようにグリップ部分を持つと、力の調節が難しく危険なので写真のように先端部分をつまむように持ちます。
捻るときは力を一気にかけるのではなくジワジワとかけるのがコツです。
電池の型番を確認する
裏ブタを開けたら電池の型番を確認します。この時計は「SR626SW」でした。ついでに電池のプラス、マイナスの向きも確認しておきます。(プラスが上向き)出来ればこの状態を写真に撮っておくと、最後の確認に使えるのでおすすめ。
電池を交換する
矢印の部分からマイナスの精密ドライバーを差し込み、てこの原理で電池を外します。
新しい電池をセットして上から軽く押さえて固定します。写真の矢印の方向から滑りこませるようにセットします。
電池を固定している爪が邪魔でセット出来ない場合は、ピンセット等で下側の爪をずらしながらセットすると上手くいきます。
交換後は爪が掛かって電池が固定されているかを確認して下さい。(交換前に撮った写真と比較するとわかりやすい)
最後に時計が動いているかを確認した後、裏ブタを閉めて終了です。