Switch用にSanDiskのmicroSDカード128GBを購入したのでレビューします。
今回購入したのは「SDSQUAB-128G-GN6MN」という型番で海外リテール品です。
![](https://expnote.com/wp-content/uploads/2024/01/sandisk-microsd-card-sdsquab-128g-gn6mn-review-03.jpg)
↑製造国は台湾
海外リテール品とは海外市場向け商品を輸入したもので、価格が日本向け商品に比べて安めになっています。その代わりパッケージの表記はすべて英語です。microSDカードは説明がほとんど必要ないので海外リテール品で十分だと思います。
SanDiskのmicroSDカード SDSQUAB-128G-GN6MN のレビュー
CrystalDiskMarkによるベンチマーク結果がこちら。
パッケージ上の表記によると転送速度(Read)は140MB/sとなっていますが、これはあくまで理論上の数値です。実際に測定してみると、Readは惜しくも100MB/sには届きませんでしたが、94MB/s前後でまずまずの速度でした。
Writeはその半分程度です。他の方が公開しているベンチマーク結果とほぼ一致していました。
SEQ1MiB Q1T1のWriteがQ8T1に比べて極端に低い数値だったのが気になったので、この部分だけ再測定してみたところQ8T1とほぼ同じの結果になりました。
Switch実機上でのmicroSDカードの転送速度は?
上記ベンチマーク結果はあくまでPCで測定した場合のものです。実際のSwitch実機上での転送速度はどのくらいになるのでしょうか?
そこでSwitchの内蔵メモリーのゲームをmicroSDカードに移動させるのにかかった時間を測定してみました。(ストップウォッチによる手動計測)
![](https://expnote.com/wp-content/uploads/2024/01/sandisk-microsd-card-sdsquab-128g-gn6mn-review-06.jpg)
↑データの移動は設定から可能です。
![](https://expnote.com/wp-content/uploads/2024/01/sandisk-microsd-card-sdsquab-128g-gn6mn-review-07.jpg)
↑内蔵メモリーの「FF12」と「ENDER LILIES」をmicroSDカードに移動させます。
上記ベンチマークで言うとWrite(書き込み速度)の数値に相当するかと思います。結果は以下の通り。
12.6GBのダウンロード版「FF12」をSwitchの内蔵メモリーからmicroSDカードに移動させるのにかかった時間→約7分11秒
同じく1.9GBの「ENDER LILIES」は約1分7秒でした。
転送速度(Write)を単純計算すると28~29MB/sということになります。上記ベンチマークの6割程しか出ていませんが、これはPCとSwitchのスペック(性能)の差だと思われます。正確なベンチマークテストではないので参考程度に見ておいた方がいいでしょう。
![](https://expnote.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/4b78533f8f0fe298e3cb888db842a403.png)
ちなみに読み込み速度(Read)に関しては、ゲームごとに異なる上に、どのくらいのサイズのデータを読み込んでいるのかを確認できないので測定不能です。
ただ体感としてはパッケージ版とmicroSDカードに保存したダウンロード版の読み込み速度はそれほど変わらないように感じました。