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ダイソー500円USBブロアーのレビュー

ダイソーで500円のUSBブロアーが売られていました。早速購入してみたのでレビューします。

まずはパッケージ画像から。本体カラーはホワイトとミントで今回はホワイトを購入。パソコンには接続しないようにと赤字で警告があります(詳細は後述)電源は1A以上のUSBアダプターまたはモバイルバッテリーが必要です。

ダイソー500円USBブロアー

中身は本体とノズルがそれぞれビニールの袋で梱包されていました。説明書はなし。組み立てるとこんな感じです。

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ダイソー500円USBブロアーのレビュー

最初に気になったのは音です。結構うるさいですね。一般的なパソコンの冷却ファンよりも大きな音がします。風量は体感ですがエアダスターの6割程度に感じました。弱くはないが強くもないです。

とはいえキーボード上のホコリを飛ばすのは余裕です。結構きれいになります。逆に冷却ファンに絡まった大きなホコリのかたまりは厳しい感じですね。

この風量では他には液晶モニターやカメラのレンズ、DVDBDドライブのレンズのホコリを飛ばすくらいが限界かもしれません。もう少し使えるかなと思っていたのですが、「ホコリを飛ばす」性能に関しては小さなホコリ限定になりそうです。

あと室内ではホコリが舞うので気になる方は屋外で作業した方が良いでしょう。モバイルバッテリーを使用すればどこでも使用可能です。この辺りはUSB電源のメリットですね。

風量はいまいちな性能ですが、アイデア次第では他の用途に使えるかもしれません。例えば糊付け、接着剤、マニキュア、ネイル等のちょっとした小物の乾燥には使えそうです。だったらドライヤーでいいよねというツッコミはなしで

ダイソーUSBブロアーはパソコンには接続しない方が良い

パッケージにも記載があるように、この製品は消費電力の関係でパソコンには接続しない方が良いです。

パソコンのUSBポートはUSB1.1や2.0規格では電流500mAまで、USB3.0規格でも900mAしか流せません。ところがこの製品は起動時の最大消費電流が1.8A(1800mA)となっています。

↑起動時に一瞬1Aを超えることがあります

↑使用中はこのくらいで安定

このような製品をパソコンに接続するとUSBポートに許容量以上の電流が流れ、パソコンの故障の原因になるようです。

こちらのサイトで詳しく解説されています。

USBは元々電源ではない!簡単便利なUSBに潜む弱点「電源供給の限界」を検証
USBの弱点、問題点はこれだ!「電源供給の限界」 ●USBのメリットのひとつに"バスパワード"という仕組みがあります。これはPC本体などのUSBポートから供給される電源のみでUSB機器を動作させることができるというもの。「線を一本つなぐだけ...
USB Port is not a DC power supply

要約するとUSBブロアーのような「USBポートを電源としてしか利用しない装置」をパソコンに接続することは、USBの仕様上認められていないということのようです。(USB扇風機やUSBライトなども同様)

接続したら必ず壊れるということはないと思いますが、このような製品はパソコンに接続するのはやめておいた方が無難でしょう。

この製品は1A以上のUSBアダプターかモバイルバッテリーでの使用をおすすめします。

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