前回購入したジャンク品のDSLiteは問題なくゲームがプレイできるのですが、臭い以外にもう1つだけ気になる点がありました。
それは接触が悪いということです。
何度かカートリッジを差し直さないとゲームを認識してくれない、ということが頻繁に起こります。一旦認識するとその後は何の問題ないので、おそらく接触不良だと思われます。
そこで今回は、私が実際に試してみた、このゲーム機の接触不良の改善法を紹介します。
前回の記事はこちら
レトロゲーム復活剤を使用する
いきなり結論ですがこちら(記事トップの写真参照)を使用します。いわゆる接点復活剤と呼ばれるものです。
もともとはレトロゲームの接触不良を改善するためのものですが、DSや、3DSのゲームにも使えます。(DSはもうレトロゲームの域かな?)私は近所のゲームショップで購入しました。
使い方は簡単で、容器の蓋に付いたハケで液体をカートリッジの端子部分に塗るだけです。あまり付け過ぎないほうがいいと思います。
DSのカートリッジ端子部分は、どんなに注意して塗っても格子状のプラスチック部分に液体が付いてしまいますが、気にせず塗りました。
ボトルの説明部分に「ほとんどの素材を侵しません」とあるので多分大丈夫でしょう。(あ、でも自己責任でお願いしますね)
後は少し乾燥させてから、なじませる感じで何回かカートリッジを抜き差ししました。
その後は見事に一発起動するようになりました。ちょっと感動!半信半疑だったのですがここまで効果があるとは!
DS以外の他のゲームにも使えるので1本持っておくと便利です。
スプレータイプの接点復活剤は少し注意が必要
接点復活剤といえばスプレータイプのものがほとんどで、すでに持っているという人も多いと思いますが、このタイプをゲームソフトに使用する場合は少し注意が必要です。
というのもスプレータイプは上で使用したハケタイプに比べて、噴射時にどうしても復活剤が飛び散ります。その結果、本来は復活剤が付いてはいけない部分に付いてしまう可能性があります。また噴射する量を調節しづらく付け過ぎてしまうということが起こりがちです。
ですので、どうしても使用したい場合は、直接噴射しないで一旦綿棒などに染み込ませてから塗ることをおすすめします。
ゲームソフトに息を「フーフー」は絶対にやってはダメ
ついやってしまいがちなこの行為ですが、これは絶対にやってはいけません。
息に含まれる水分が金属端子部分のサビの原因になるそうです。
今から8年ほど前に任天堂から公開された「キャンペーンTVCMに関して任天堂からのお知らせ」という動画内で明言されていました。公開当時は「今更言われても・・・」みたいな書き込みが多く見られました(笑)
ファミリーコンピュータが発売されていた当時、カセットの金属端子部に息を吹きかけ、ほこりを飛ばす行為が全国的に広がりました。しかし現在ではこの行為は、サビによる故障の原因となることが分かっております。
引用http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1009/20/news002.html
また、3DSの取扱説明書にも記載されています。
使用上のお願い
(中略)
ゲームカードや本体の端子部に息を吹きかけない
端子部にだ液が付くと、故障の原因になります。
出典 ニンテンドー3DS LL 取扱説明書
復活剤を塗る手間とかを考えると、どうしてもフーフーしたくなりますが、そこはグッと我慢しましょう(笑)