先日、古いノートパソコン(Windows7)にWindows10をインストールしようと準備していた時のこと、パソコンが充電できないという現象が発生しました。
電源タップ(テーブルタップ)にACアダプタを何度か抜き差ししても充電ランプが全く点きません。(タコ足配線は使用せずノートパソコンのみを繋いでいる状態)
ちなみにこの電源タップ、扇風機や電気ストーブ等を繋ぐと普通に使えるので断線はしていないようです。なぜかノートパソコンの充電のみができない状態です。
この古いノートパソコンは使わなくなってからも時々充電して電源を入れていました。なのでパソコン本体の故障の可能性は低いと思いいろいろ試した結果、意外な原因が分かりました。
ノートパソコンが充電できない原因は電源タップ
結論から言うとタイトルの通りで、ノートパソコンが充電できない原因は電源タップでした。
電源タップを別のものに交換すると充電できました。また壁のコンセントに直接パソコンを繋いでも充電できたので、原因は電源タップで間違いないと思います。
時々充電していた時は別のコンセントを使用していたので、今回は偶然にも気づくことができました。まさか断線はしていないと思っていた電源タップが原因とは…。
電源タップの製造年を調べてみると…
問題の電源タップは外見上は色が褪せて汚れてはいるものの亀裂や変形、焦げもなく、特に異常はありません。(↓画像)
ちょっと気になったので電源タップの製造年を調べてみました。大抵の電源タップのコード部分には製造年が西暦で記載されています。(今回初めて知りました。詳しくは下記参考記事を参照)
その画像がこちら。
なんと1990年の製品でした。30年以上前の電源タップです。自分で調べておいてなんですが軽く引きました。
電源タップは3年~5年での交換が推奨されています。(これも今回初めて知りました)これだけ古いとたとえ断線していなくても内部の劣化が進んでいるでしょうし、パソコンの充電ができなくなったとしても不思議ではありません。妙に納得しました。
古い電源タップは火災の原因になる恐れがあるとのこと。よく今まで何も起きなかったなと思うと同時にちょっと怖くなりました。この電源タップは以後は使用せずに速攻で処分しようと思います。
ノートパソコンが充電できなくなった場合、パソコン本体やACアダプタの故障、充電池の寿命を疑ってしまいがちですが、電源タップの不具合も疑ってみるべきです。
電源タップの製造年は簡単に確認できるので、あまりに古い場合は新しいものに交換した方が良いでしょう。