ついに発表された新型ゲーム機 Nintendo Switch 2。本体価格は税込みで5万円を切る設定となっており、多くのユーザーが期待を寄せています。しかし、Switch2で使用できるmicroSDカードが高額であることが話題になっています。
なぜ高額なのか?その理由を解説します。
microSD Expressカードが高額な理由
Switch2では、Switchで使用していた従来のmicroSDカード(UHS-I対応)は使用できず、「microSD Expressカード」のみが対応しています。これは新しい規格のカードであり、2024年10月ごろに一般販売が開始されたばかりのものです。
microSD Expressカードの最大読み込み速度は985MB/秒とされており、従来のUHS-I対応microSDカード(最大104MB/秒)と比べると約9倍の速度を誇ります。これにより、ゲームのロード時間短縮やデータ転送の高速化が期待されています。
発売当初は「現状では対応する機種は不明」とされていたmicroSD Expressカードですが、Switch2での採用が決まったことで注目を集めています。しかし、まだ一般的に普及している規格ではないため、市場に出回っている流通量が少ないのが現状です。
microSD Expressカードは、発売当初は256GBモデルが9000円前後で販売されていました。しかし、Switch2での採用が発表されて以降需要が一気に高まったため品薄となり価格が高騰、転売目的の需要も重なりさらに入手困難になっています。
このような状況から、現在はmicroSD Expressカードを購入するのに最適なタイミングとは言えません。流通量が増え、市場価格が安定するまで様子を見るのが賢明かもしれません。
Switch2の発売とともに、任天堂から「microSD Expressカード」のライセンス商品の販売がアナウンスされています。カードの普及が進むことで、今後価格が下がる可能性もあります。
そもそもSwitch2本体の保存メモリーは256GBで、ヘビーユーザー以外はすぐにカードが必要になることはないと思います。カードの購入を検討している方は、価格動向をチェックしながら様子見していても決して遅くはないでしょう。
どうしても購入したい場合は公式サイトを参考にして、従来のmicroSDカードと間違って購入しないように注意。

よく分からない人はライセンス商品を購入した方が無難です。

画像は公式サイトより引用。(https://www.nintendo.com/jp/games/microsd-express/index.html)