先日発表された、2024年10月にオープンする「ニンテンドーミュージアム」の入館ルールが厳しすぎると話題になっています。
チケットは事前予約制で、料金は税込で大人3300円、中学・高校生2200円、小学生1100円、未就学児は無料となっていますが、問題はチケット購入時や入館のルールについて。
転売対策だと思われますが、チケット購入時にはニンテンドーアカウントが必須で、同行者がいる場合は全員の氏名と電話番号が確定している必要があります。
また、入館時にはマイナンバーカードや運転免許証などの身分証明書の提示が求められます。未成年や未就学児の場合は健康保険証、母子手帳、学生証などが代わりに使用できるとのことですが、SNS上では「大人はともかく未成年や未就学児までに身分証明書が必要なのは厳しすぎるのでは?トラブルの元になりそう」という声がが多く見られます。
最近ではコンサートなどのイベントでは本人確認が一般的になっているとはいえ、ここまで厳格な対策をとる任天堂の姿勢には「チケットの転売は絶対に許さない」という強い意志を感じます。
Switch後継機の転売対策はどうなる?
こうなると気になるのはSwitch後継機の転売対策についてですが、任天堂は株主総会の質疑応答で「法令の許す範囲で何らかの対策ができないか検討を進めています。」と回答しています。
今回「ニンテンドーミュージアム」のチケット転売対策が明らかになったことで、Switch後継機もこれと同様の対策が取られるかもしれませんね。
ただ全国のすべての小売店でここまで厳格な転売対策を取ることは不可能です。おそらく自社のマイニンテンドーストア内で販売される分のみ、厳格な本人確認が求められる可能性はありそう。
法律との兼ね合いでどこまでできるかは分かりませんが、何らかの対策は取ってほしいところです。